思ひ塞く(読み)オモイセク

デジタル大辞泉 「思ひ塞く」の意味・読み・例文・類語

おもい‐せ・く〔おもひ‐〕【思ひ塞く】

[動カ四]思いをせき止める。心を抑えつける。
「―・く心のうちのしがらみも堪へずなりゆく涙川かな」〈千載・恋二〉

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精選版 日本国語大辞典 「思ひ塞く」の意味・読み・例文・類語

おもい‐せ・くおもひ‥【思塞】

  1. 〘 他動詞 カ行四段活用 〙 心の中で衝動を押えつける。思いをせきとめる。
    1. [初出の実例]「思せく心のうちの滝なれや落つとは見れど音の聞こえぬ〈三条の町〉」(出典:古今和歌集(905‐914)雑上・九三〇)

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