思ひ増す(読み)オモイマス

デジタル大辞泉 「思ひ増す」の意味・読み・例文・類語

おもい‐ま・す〔おもひ‐〕【思ひ増す】

[動サ四]
ますます恋い焦がれる。
彦星の―・すらむことよりもみる我くるし夜のふけゆけば」〈拾遺・秋〉
他よりよいと思う。
「待てといふに散らでしとまるものならば何を桜に―・さまし」〈古今・春下〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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