デジタル大辞泉 「思ひ後る」の意味・読み・例文・類語 おもい‐おく・る〔おもひ‐〕【思ひ後る】 [動ラ下二]決心がおくれる。心を決めかねる。「あま舟にいかがは―・れけむ明石の浦にいさりせし君」〈源・若菜下〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「思ひ後る」の意味・読み・例文・類語 おもい‐おく・るおもひ‥【思後】 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙 気おくれする。決心がおくれる。考えているうちに人よりおくれる。[初出の実例]「人の心の思ひおくれぬけしきぞ、あらはに見えける」(出典:紫式部日記(1010頃か)寛弘五年九月一一日) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例