思ひ惚る(読み)オモイホル

デジタル大辞泉 「思ひ惚る」の意味・読み・例文・類語

おもい‐ほ・る〔おもひ‐〕【思ひ×惚る】

[動ラ下二]心がぼんやりする。放心する。おもいほく。
「堪へがたう悲しければ、夜昼―・れて」〈松風

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 自動詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「思ひ惚る」の意味・読み・例文・類語

おもい‐ほ・るおもひ‥【思惚】

  1. 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙 心がぼんやりする。おもいほく。
    1. [初出の実例]「おとど心惑(まど)ひて、我か人かにもあらでの給ふ〈略〉とおもひほれてゐ給へり」(出典:宇津保物語(970‐999頃)藤原の君)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む