思案仕覚(読み)しあんしがく

精選版 日本国語大辞典 「思案仕覚」の意味・読み・例文・類語

しあん‐しがく【思案仕覚】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「仕覚」は才覚方法しかたの意。同義同頭韻の語を重ねて強調した語 ) 思案と仕覚。考えと工夫
    1. [初出の実例]「若いが花ぢゃ、立身の思案(シアン)しがくを仕召されい」(出典浄瑠璃鎌倉三代記(1716)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android