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急性乳様突起炎(乳突炎) きゅうせいにゅうようとっきえんにゅうとつえんAcute Mastoiditis

家庭医学館の解説

きゅうせいにゅうようとっきえんにゅうとつえん【急性乳様突起炎(乳突炎) Acute Mastoiditis】

[どんな病気か]
 耳介(じかい)の後ろを指で触れると、下向き三角形の硬い骨があり、これが乳様突起(にゅうようとっき)です。
 この骨の中には、蜂(はち)の巣(す)状の細かな空洞(くうどう)が多数存在します。この空洞を含気蜂巣(がんきほうそう)(乳突部では乳突蜂巣(にゅうとつほうそう)と呼ぶ)といい、ここに炎症がおこり化膿(かのう)する病気です。
 ふつう、急性化膿性中耳炎(きゅうせいかのうせいちゅうじえん)に引きつづいて発症します。しかし、肺炎(はいえん)や全身的な病気で体力が落ちていないかぎり、この病気になることはまれです。
[症状]
 急性化膿性中耳炎の症状(「急性化膿性中耳炎」)に引き続き、乳様突起のある部分の皮膚が赤くなって腫(は)れ、激しい痛みや発熱をともないます。
 まれですが、骨が破壊され、皮下(ひか)に膿瘍(のうよう)が形成されることがあります。
[治療]
 入院し、強力な抗生物質による治療を行ないます。
 皮下膿瘍があって、高熱が出ている場合は、切開排膿(せっかいはいのう)の手術が必要です。

出典 小学館家庭医学館について 情報

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