性合(読み)ショウアイ

デジタル大辞泉 「性合」の意味・読み・例文・類語

しょう‐あい〔シヤウあひ〕【性合(い)】

性質。たち。「性合いが異なる」
互い性格がよく合うこと。相性のよいこと。「性合いのよい夫婦」
貨幣の、純金または純銀混和物との割合。貨幣の品位。「性合いのよい金」

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精選版 日本国語大辞典 「性合」の意味・読み・例文・類語

しょう‐あいシャウあひ【性合】

  1. 〘 名詞 〙
  2. たち。性質。
    1. [初出の実例]「小革(こがは)此革ハルシヤによく似たるをもて、見あやまる人少からず。性合よほど異なるものなれど、染などしたるにて、更によく似たり」(出典:装剣奇賞(1781)六)
  3. 性質が合うこと。相性がよいこと。
  4. 貨幣の素材の割合、品位のこと。
    1. [初出の実例]「通用金の性合(シャウアヒ)をして一様に純精ならしむる事」(出典:開化問答(1874‐75)〈小川為治〉二)

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