精選版 日本国語大辞典 「恋しさ」の意味・読み・例文・類語 こいし‐さこひし‥【恋さ】 〘 名詞 〙 ( 形容詞「こいしい」の語幹に接尾語「さ」の付いたもの ) 恋しいこと。また、その度合。[初出の実例]「こひしさに来つつかへれど、女にせうそこをだにえせでよめる」(出典:伊勢物語(10C前)九二)「若葉の梢涼しげに茂りゆくほどこそ、世のあはれも、人の恋しさもまされ」(出典:徒然草(1331頃)一九) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例