デジタル大辞泉 「恋忘れ草」の意味・読み・例文・類語 こいわすれ‐ぐさ〔こひわすれ‐〕【恋忘れ草】 《恋の切なさ、苦しさを忘れさせる草の意》萱草かんぞうの別名。「わが宿は甍いらかしだ草生ひたれど―見るにいまだ生ひず」〈万・二四七五〉[補説]書名別項。→恋忘れ草 こいわすれぐさ【恋忘れ草】[書名] 北原亜以子の短編小説。江戸時代の女絵師が主人公。平成5年(1993)刊行。同年、第109回直木賞受賞。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例