日本歴史地名大系 「恩任寺」の解説 恩任寺おんにんじ 愛知県:高浜市高浜村恩任寺[現在地名]高浜市高浜町 北浦高浜の南西に位置し衣浦(きぬうら)湾に近い。真宗大谷派、石川山と号す。本尊阿弥陀如来。本証(ほんしよう)寺(安城市)のもと末寺。大浜(おおはま)村(現碧南市)西方(さいほう)寺・高取(たかとり)村専修(せんじゆ)坊とともに真宗浜三ヵ寺の一。建立年代は不明。もと天台宗で西湖山竜現(りゆうげん)寺と称し北山(きたやま)にあったが、桜井(さくらい)城(現安城市)城主石川信国が出家して親鸞の弟子となり、当寺に住んで嘉禎年中(一二三五―三八)改宗したという。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by