恩報(読み)おんぽう

精選版 日本国語大辞典 「恩報」の意味・読み・例文・類語

おん‐ぽう【恩報】

〘名〙 恩に報いること。恩返し報恩
富家語(1151‐61)「求恩報忠節者、更可報祿只空尽忠也」 〔史記索隠‐秦始皇本紀述賛〕

おん‐ほうじ【恩報】

〘名〙 人から受けた恩に報いること。恩返し。
浄瑠璃信州川中島合戦(1721)三「せめての御恩ほうじ、〈略〉同指添するりと抜き髻掴んでずっかと切」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android