恩顔(読み)オンガン

デジタル大辞泉 「恩顔」の意味・読み・例文・類語

おん‐がん【恩顔】

情け深い顔つき。多く主君の顔にいう。
「―を拝し奉らずんば」〈平家一一

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精選版 日本国語大辞典 「恩顔」の意味・読み・例文・類語

おん‐がん【恩顔】

  1. 〘 名詞 〙 いつくしみのある顔。慈愛にみちた顔。情け深い顔。多く主君の顔についていう。
    1. [初出の実例]「ながく恩顔を拝したてまつらずんば」(出典:平家物語(13C前)一一)
    2. [その他の文献]〔魏書‐宋世景伝〕

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