息長鳥(読み)シナガドリ

デジタル大辞泉 「息長鳥」の意味・読み・例文・類語

しなが‐どり【息長鳥】

[名]カイツブリ古名
[枕]
雌雄る(相率いる)意から、「猪名ゐな」の「」にかかる。
「大き海にあらしな吹きそ―猪名の湊に舟泊つるまで」〈・一一八九〉
水に潜って出てきたときの息をつぐ声から、「安房あは」にかかる。
「―安房に継ぎたる梓弓」〈・一七三八〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 緋鳥鴨 名詞

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む