恵美須屋町(えびすやちよう)とは？意味や使い方

日本歴史地名大系「恵美須屋町」の解説

下京区富小路通高辻下ル

南北に通る富小路（とみのこうじ）通（旧富小路）を挟む両側町。

平安京の条坊では左京五条四坊三保一二町にあたり、平安時代中期以降は高辻富小路西の地。

寛永一四年（一六三七）洛中絵図に「ゑびすや町」とみえるのが初見で、以後変更はない。しかし寛永一八年以前平安城町並図や、寛文五年（一六六五）刊「京雀」、延宝六年（一六七八）刊「京雀跡追」、また木版図系統の町絵図は「えびす町（丁）」と記すものもある。

コトバンクでは本文の一部を掲載しています。ジャパンナレッジをご利用いただくとすべての情報をご覧になれます。→ジャパンナレッジのご案内

出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

今日のキーワード

働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...