悟真篇(読み)ごしんへん(その他表記)Wù zhēn piān

改訂新版 世界大百科事典 「悟真篇」の意味・わかりやすい解説

悟真篇 (ごしんへん)
Wù zhēn piān

中国の道教経典の一つ。北宋の紫陽真人張伯端(987-1082)の撰。金丹道教の哲理を詩的表現を用いて述べたものである。古く,晋の葛洪(かつこう)の《抱朴子》では,丹砂水銀を鍛錬して金丹を作り,それを服用すれば仙人になれるとする。これに対して,《悟真篇》では,人間には,本来,丹砂,水銀に替わるものが備わっている,それが竜虎真陰陽の気であって,これを鍛錬して体内に金丹を作れば仙人になれるとする内丹説を説く。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 砂山

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む