悦田喜和雄(読み)エツダ キワオ

20世紀日本人名事典 「悦田喜和雄」の解説

悦田 喜和雄
エツダ キワオ

大正・昭和期の小説家



生年
明治29(1896)年8月21日

没年
昭和58(1983)年3月21日

出生地
徳島県由岐町

経歴
農業に従事する傍ら、「文章世界」に投稿、武者小路実篤を敬愛し、「新しき村」にも参加した。大正13年雑誌「改造」に掲げた「叔母」で注目され、以後、「くだかれた心」「バクチ(博奕)」などを発表。弱者主人公にした農民文学佳作が多い。戦後は四国文学会の代表者を務めた。戦後の作品に「新しき日」「綾の鼓」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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