悪龍(読み)あくりゅう

精選版 日本国語大辞典 「悪龍」の意味・読み・例文・類語

あく‐りゅう【悪龍】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 害をなすたけだけしい龍。あくりょう。
    1. [初出の実例]「我、悪龍と成て、〈略〉王と成む」(出典:今昔物語集(1120頃か)三)
    2. [その他の文献]〔正法念処経‐一八〕
  3. ( [英語] dragon訳語 ) 翼を有し、火を吐くという伝説の龍。ドラゴン

あく‐りょう【悪龍】

  1. 〘 名詞 〙あくりゅう(悪龍)
    1. [初出の実例]「悪龍 あくれう」(出典:落葉集(1598))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android