悲で傷らず(読み)かなしんでやぶらず

精選版 日本国語大辞典 「悲で傷らず」の意味・読み・例文・類語

かなしん【悲】 で 傷(やぶ)らず

  1. ( 「論語八佾」の「子曰、関雎楽而不淫、哀而不傷」から ) 悲しみの情は強いが、度をすごして調和を失うことはない。
    1. [初出の実例]「君の心は十分察してゐるわね、けれども哀(カナシ)むで傷(ヤブ)らずだよ、君は細君の為に体を毀しても苦しくないのだね」(出典多情多恨(1896)〈尾崎紅葉〉前)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 カナシ 実例 初出

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む