悲門(読み)ヒモン

デジタル大辞泉 「悲門」の意味・読み・例文・類語

ひ‐もん【悲門】

仏語。仏・菩薩ぼさつの備える徳のうち衆生を救おうと志す慈悲側面。利他の側面。⇔智門

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精選版 日本国語大辞典 「悲門」の意味・読み・例文・類語

ひ‐もん【悲門】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。仏菩薩が備えている徳のうち、衆生を救おうと志す慈悲救済のはたらきの側。
    1. [初出の実例]「智門は高くを勝れたりとし、悲門(ヒモン)は下れるを妙へ也とす」(出典:米沢本沙石集(1283)一)

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