情報銀行(読み)ジョウホウギンコウ(その他表記)Information Bank

デジタル大辞泉 「情報銀行」の意味・読み・例文・類語

じょうほう‐ぎんこう〔ジヤウホウギンカウ〕【情報銀行】

個人情報を預かり、利用者同意する範囲内で管理運用し、その対価便益本人や社会全体に還元する事業者。また、そのサービス個人の行動履歴や購買履歴などの個人情報データは、必要に応じて匿名化されたのち、他の事業者に提供される。情報利用信用銀行情報信託銀行インフォメーションバンク

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知恵蔵mini 「情報銀行」の解説

情報銀行

インターネット通販の購買履歴や健康情報などの個人データを預かり、本人の同意を得た上で企業などの第三者に提供するサービス。情報銀行は個人データの管理と運用を担い、サービスを利用する企業は個人データを商品開発や販売促進活動などに活用する。データを提供した個人には、企業から報酬やサービスといった対価が支払われる。国は2016年末から17年にかけて「官民データ活用推進基本法」の制定や「改正個人情報保護法」の全面施行などの法整備を行い、個人情報を保護しながら広く流通・活用できる環境を整えている。18年11月より株式会社電通が、19年度から三菱UFJ信託銀行株式会社がサービス開始を予定するなど、企業の情報銀行事業への参入が加速している。

(2018-9-4)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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