利用者(読み)りようしゃ(その他表記)user; reader

精選版 日本国語大辞典 「利用者」の意味・読み・例文・類語

りよう‐しゃ【利用者】

  1. 〘 名詞 〙 利用する人。施設機関などを用いる人。
    1. [初出の実例]「この法律の施行地にある資産の利用者その他命令で定める者は」(出典:所得税法(1947)四一条)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

図書館情報学用語辞典 第5版 「利用者」の解説

利用者

図書館のサービス対象者のうち,実際に図書館を利用する個人と団体.図書館利用者は,就学前の児童からあらゆる年齢層成人まで広がりを持ち,その利用形態も,資料の利用から単なる一時的時間つぶしまで多様である.しかしながら図書館は,館種ごとにある程度利用者を想定して活動を展開している.公共図書館は地域住民が,大学図書館は当該大学関係者が,学校図書館は児童生徒と教職員が,専門図書館は設置母体の構成員が主たる対象となる.なお,主要な利用者層以外にも,副次的な利用者(例えば大学図書館における卒業生,公共図書館における当該地域以外の住民の利用)も利用者に含まれる.

出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android