便益(読み)ベンエキ

デジタル大辞泉 「便益」の意味・読み・例文・類語

べん‐えき【便益】

便宜と利益都合がよく利益のあること。「土地利用便益を与える」
[類語]ため利益益体一利裨益ひえき実利有用有益有効有利実用ユーティリティー便利重宝ちょうほう簡便軽便好都合至便役立つ役に立つ役立てる資する捨てたものではないメリット・得る所

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「便益」の意味・読み・例文・類語

べん‐えき【便益】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 便利で、利益があるようにすること。また、そのさま。便利。
    1. [初出の実例]「一般の公用に金を費すときは〈略〉金貨の融通を盛にし世の便益と為り」(出典:西洋事情(1866‐70)〈福沢諭吉〉二)
    2. [その他の文献]〔謝承後漢書巻六‐王防〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「便益」の読み・字形・画数・意味

【便益】べんえき

利便。

字通「便」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

ブランド用語集 「便益」の解説

便益

便益とはベネフィットのことをいう。ベネフィットの項参照。

出典 (株)トライベック・ブランド戦略研究所ブランド用語集について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android