惣谷村(読み)そうたにむら

日本歴史地名大系 「惣谷村」の解説

惣谷村
そうたにむら

[現在地名]大塔村大字惣谷

篠原しのはら村の西南ふなノ川右岸の傾斜地に立地。舟の川村中峯方西村家記録(信称寺文書)によると「惣谷垣内を川迫の人開」くとみえる。川迫かわせは篠原の旧名、惣谷は天正末―文禄頃にできた村と考えられる。舟川ふなのかわ郷のうち。慶長郷帳では舟野川三〇・一七六石のうちに含まれ、幕府領延宝検地による村高は七二・七三六石。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android