日本歴史地名大系 「惣谷村」の解説 惣谷村そうたにむら 奈良県:吉野郡大塔村惣谷村[現在地名]大塔村大字惣谷篠原(しのはら)村の西南、舟(ふな)ノ川右岸の傾斜地に立地。舟の川村中峯方西村家記録(信称寺文書)によると「惣谷垣内を川迫の人開」くとみえる。川迫(かわせ)は篠原の旧名、惣谷は天正末―文禄頃にできた村と考えられる。舟川(ふなのかわ)郷のうち。慶長郷帳では舟野川三〇・一七六石のうちに含まれ、幕府領。延宝検地による村高は七二・七三六石。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by