日本歴史地名大系 「惣郷村」の解説
惣郷村
そうごうむら
[現在地名]阿武町大字惣郷
現阿武町最北端に位置し、北は
慶長五年(一六〇〇)の検地帳には「惣合」とあり、同一五年の検地帳には惣合村として総石高四〇〇石余、うち田は二八町余で高三五一石余、畠は四町余で高一七石余、百姓屋敷数五八、小物成一八石余と記される。「注進案」は惣郷村と記し、総田畠町数六九町余、総石高九八二石余、うち大部分を萩藩士児玉五左衛門が知行し、蔵入は一六二石余であった。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報