惶惑(読み)コウワク

デジタル大辞泉 「惶惑」の意味・読み・例文・類語

こう‐わく〔クワウ‐〕【×惶惑】

[名](スル)おそれ、うろたえること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「惶惑」の意味・読み・例文・類語

こう‐わくクヮウ‥【惶惑】

  1. 〘 名詞 〙 おそれて、どうしたらよいかわからなくなること。
    1. [初出の実例]「便ち吊橋の火に発する、妓等遑惑、溝に向て歩を誤る」(出典:江戸繁昌記(1832‐36)四)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐光武紀〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「惶惑」の読み・字形・画数・意味

【惶惑】こう(くわう)わく

おそれまどう。〔漢書、王嘉伝〕(馬都尉)賢の家に、び見親るときは、官竝び共し、~し、市物を發取し、百賈震動す。(くわんくわ)し、群臣惶惑す。

字通「惶」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android