愁夢(読み)しゅうむ

精選版 日本国語大辞典 「愁夢」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐むシウ‥【愁夢】

  1. 〘 名詞 〙 悲しみにひたりながら眠って見る夢。
    1. [初出の実例]「愁夢未修雲雨約、君恩猶喜費吟魂」(出典:狂雲集(15C後)以婬欲換詩文)
    2. [その他の文献]〔岑参‐胡笳歌〕

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普及版 字通 「愁夢」の読み・字形・画数・意味

【愁夢】しゆう(しう)む

寂しい夢。唐・岑参胡笳歌、顔真の使して河に赴くを送る〕詩 邊夜夜、愁多し に向ふの胡笳、誰(たれ)か聞くを喜ばん

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