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胡笳 コカ

デジタル大辞泉の解説

こ‐か【××笳】

中国古代北方民族の胡人が吹いたという、葦(あし)の葉で作った笛。
琴の曲名。の調べを琴の曲としたもの。の国に長く捕らわれていた後漢蔡琰(さいえん)の作という。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典 第2版の解説

こか【胡笳 hú jiā】

中国のダブル・リードの気鳴楽器。箛(こ),葭(か),吹鞭の別称がある。大小2種あり羊角または羊骨製。前漢(前2世紀)に軍楽が制定されたとき,胡角(角笛の一種)とともに匈奴より入り,後漢(1世紀)以降,鼓吹(軍楽および王侯の行列音楽),また一般奏楽に使用された。宋の陳暘(ちんよう)(11世紀)は無孔とするが,魏・晋(3~5世紀)の《笳賦(かふ)》に音階名が見られ,《宋書》楽志に,漢代の《箏笛録》に胡笳の曲が存在したと述べてあり,有孔のものもあったが,九孔の篳篥(ひちりき)にやがて代わったと推測できる。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

こか【胡笳】

古く中国北方の胡人が吹いた葦あしの葉の笛。哀調深いものとして詩文に詠み込まれる。
篳篥ひちりきの類の別名。
七弦琴の曲名。の調べを模したものと伝える。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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