

(癒)の初文。病苦を除いて心安らぐことを
という。〔説文〕十下に「
なり」と
薄(とうはく)の意とするが、その字には
・偸を用いる。〔論語、郷党〕に「私覿(してき)(私的に会うとき)には
如たり」とあって、くつろぐたのしさをいう。〔詩、唐風、山有枢〕「他人是れ
(たの)しまん」には、なお偸(ぬす)みとる意をも含むようである。
と通じ、うすい、かりそめ、おろそか。
ヨロコブ・アヤマル・タノシビ・タノシブ・ヲツ・カウ・ヤハラカナリ 〔字鏡集〕
カホヤハラカナリ・タクマシ・ヨロコブ・アヤマル・タノシブ
・兪jioは同声。兪は治癒の
の初文。その心の安らぎを
という。臾jio・腴ji
は体のゆたかなさまで、また愉悦の意に近い。
(悦)・
(説)jiuat、豫(予)jia、懌jyakもみな喜悦の意がある。
▶・愉快▶・愉娯▶・愉敖▶・愉惨▶・愉思▶・愉色▶・愉心▶・愉然▶・愉舞▶・愉飽▶・愉目▶・愉愉▶
愉・煦愉・舒愉・心愉・恬愉・憂愉・和愉出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...