愉楽(読み)ユラク

デジタル大辞泉 「愉楽」の意味・読み・例文・類語

ゆ‐らく【愉楽】

深い喜びを味わうこと。心から楽しむこと。悦楽
「誰も覗くことのできない深い―の世界が」〈阿部知二・冬の宿〉
[類語]喜び満悦愉悦喜悦祝い祝賀喜色歓喜歓心狂喜驚喜随喜大悦恐悦法悦悦楽愉快大喜び糠喜び空喜び

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「愉楽」の意味・読み・例文・類語

ゆ‐らく【愉楽】

  1. 〘 名詞 〙 たのしむこと。たのしみ。悦楽。
    1. [初出の実例]「衆生の愉楽も今ここに」(出典:大観本謡曲・身延(室町末))
    2. [その他の文献]〔管子‐七臣七主〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android