病苦(読み)ビョウク

精選版 日本国語大辞典 「病苦」の意味・読み・例文・類語

びょう‐くビャウ‥【病苦】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 仏語四苦、あるいは八苦一つ衆生の病気の苦しみ。
    1. [初出の実例]「作人作思、病苦之怨易招」(出典:性霊集‐八(1079)講演仏経報四恩表白)
    2. [その他の文献]〔大乗義章‐三本〕
  3. 病気で苦しむこと。病気の苦痛。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「一心不乱に仙術に傾く人は病苦なく貧苦なく」(出典:浄瑠璃・傾城島原蛙合戦(1719)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む