意とする(読み)イトスル

デジタル大辞泉 「意とする」の意味・読み・例文・類語

と◦する

多く、あとに打消しの語を伴って用いる)気にとめる。心配する。「失敗も―◦せずやり抜く」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「意とする」の意味・読み・例文・類語

い【意】 と=する[=為(な)す]

  1. ( 多く下に打消の語を伴って ) 気にとめる。気にかける。意に介する。
    1. [初出の実例]「君請ふ意と為すなかれ」(出典:花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉二)
  2. ある事柄に対し、こうである、また、こうしたいと思う。
    1. [初出の実例]「只尺寸の謀を以て大功の成らん事を意とする者也」(出典:太平記(14C後)三八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android