愚庵(読み)ぐあん

精選版 日本国語大辞典 「愚庵」の意味・読み・例文・類語

ぐ‐あん【愚庵】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙 自分の庵をへりくだっていう語。
    1. [初出の実例]「和合院より之状〈略〉今日愚庵へ相達し候」(出典:岸本八郎兵衛宛芭蕉書簡‐元祿六年(1693)三月一〇日)
  2. [ 2 ]あまだぐあん(天田愚庵)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「愚庵」の解説

愚庵(1) ぐあん

?-? 江戸時代中期-後期画僧
丹後(京都府)の人。白隠慧鶴(はくいん-えかく)に画をまなび,中国の水墨画家牧谿(もっけい)風の画をえがいた。文政年間(1818-30)に八十余歳で死去したといわれる。

愚庵(2) ぐあん

天田愚庵(あまだ-ぐあん)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む