愛知・豊川の男児殺害

共同通信ニュース用語解説 「愛知・豊川の男児殺害」の解説

愛知・豊川の男児殺害事件

愛知県豊川市のゲームセンター駐車場で2002年7月28日未明、父親の車にいた当時1歳10カ月の村瀬翔むらせ・しょうちゃんが行方不明になり、近くの海で遺体が見つかった。目立った外傷はなく、死因溺死だった。8カ月半後、トラック運転手だった田辺たなべ(旧姓河瀬かわせ)雅樹まさきさんを殺人容疑などで逮捕した。捜査段階で動機は「泣き声に腹を立てたため」とされ、連れ去った前後の状況を詳しく説明する自白調書が作成されたが、名古屋地裁の公判で全面否認に転じた。地裁判決は自白の信用性を認めず無罪としたが、名古屋高裁は逆転有罪とし、懲役17年の判決。最高裁も支持し、昨年8月まで服役した。

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