感孚(読み)カンプ

デジタル大辞泉 「感孚」の意味・読み・例文・類語

かん‐ぷ【感×孚】

[名](スル)《「孚」はまことの意》心に深く感じること。まごころを通わすこと。
社会の間に出で、精神を以て上下しょうかを―し」〈鉄腸雪中梅

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精選版 日本国語大辞典 「感孚」の意味・読み・例文・類語

かん‐ぷ【感孚】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「孚」は「まこと」の意 ) まごころに感じること。
    1. [初出の実例]「社会の間に出で精神を以て上下(しゃうか)を感孚(カンプ)し、社会の熱心を喚起さんとす」(出典:雪中梅(1886)〈末広鉄腸〉上)

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