慈光(読み)じこう

精選版 日本国語大辞典 「慈光」の意味・読み・例文・類語

じ‐こう‥クヮウ【慈光】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 仏菩薩の放つ慈悲の光。
    1. [初出の実例]「正坐十劫の昔より 慈光世界を照す也」(出典:空也和讚(12C後か))
  3. ( 万物をいつくしむ光の意から ) 太陽の光をいう。
    1. [初出の実例]「和風之を吹き、好雨之を湿し、慈光之を照し」(出典:国文学読本緒論(1890)〈芳賀矢一〉序)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む