慈光(読み)じこう

精選版 日本国語大辞典 「慈光」の意味・読み・例文・類語

じ‐こう‥クヮウ【慈光】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 仏菩薩の放つ慈悲の光。
    1. [初出の実例]「正坐十劫の昔より 慈光世界を照す也」(出典:空也和讚(12C後か))
  3. ( 万物をいつくしむ光の意から ) 太陽の光をいう。
    1. [初出の実例]「和風之を吹き、好雨之を湿し、慈光之を照し」(出典:国文学読本緒論(1890)〈芳賀矢一〉序)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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