慈斤(読み)じきん

精選版 日本国語大辞典 「慈斤」の意味・読み・例文・類語

じ‐きん【慈斤】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「斤」はたちきるの意 ) 文章添削をしてもらうことを敬っていう語。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「再三は小姓によませられ、付墨慈斤(ジキン)ありしも、今ひらきぬれば、此比(このごろ)の人の述作に似かよひたるのみ也」(出典京童跡追(1667)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む