慌ただしげ(読み)あわただしげ

精選版 日本国語大辞典 「慌ただしげ」の意味・読み・例文・類語

あわただし‐げ【慌げ】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 古くは「あわたたしげ」。形容詞「あわただしい」の語幹接尾語「げ」の付いたもの ) 見るからにあわただしいさま。あわてて落ち着かないさま。
    1. [初出の実例]「文うちみて、心あはたたしけに思はれたりけり」(出典:蜻蛉日記(974頃)中)
    2. 「『妄(うそ)です、妄です』とお種に向って慌忙(アワタダ)しげに弁(ことわ)る」(出典多情多恨(1896)〈尾崎紅葉〉前)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む