慌ただしげ(読み)あわただしげ

精選版 日本国語大辞典 「慌ただしげ」の意味・読み・例文・類語

あわただし‐げ【慌げ】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 古くは「あわたたしげ」。形容詞「あわただしい」の語幹接尾語「げ」の付いたもの ) 見るからにあわただしいさま。あわてて落ち着かないさま。
    1. [初出の実例]「文うちみて、心あはたたしけに思はれたりけり」(出典:蜻蛉日記(974頃)中)
    2. 「『妄(うそ)です、妄です』とお種に向って慌忙(アワタダ)しげに弁(ことわ)る」(出典多情多恨(1896)〈尾崎紅葉〉前)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む