慶州98号墳(読み)けいしゅうきゅうじゅうはちごうふん(その他表記)Kyǒngju 98-hobun

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「慶州98号墳」の意味・わかりやすい解説

慶州98号墳
けいしゅうきゅうじゅうはちごうふん
Kyǒngju 98-hobun

韓国慶尚北道慶州市皇南洞味鄒王陵地区の盟主的古墳。南北方向の長軸の長さ 120m,高さ 22.2mの瓢形墳である。副葬品からみて,南墳は男性,北墳は女性が埋葬され,まず南墳が造られ,次いで北墳が造られた。いずれも中央部に巨大な木槨があり,その周囲は川原石で厚くおおわれていた。木槨の中には二重棺があり,金冠,腰佩などをはじめ,多数の重要な遺物が発見された。特に積み石部の構築にあたって,木組みを行なった痕跡が発見されたことは注目される。

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