憲法裁判(読み)けんぽうさいばん

百科事典マイペディア 「憲法裁判」の意味・わかりやすい解説

憲法裁判【けんぽうさいばん】

法律・命令などの憲法適合性について疑いが生じた場合に,具体的事件と関係なく,立法・行政の機関から独立した特別の機関(憲法裁判所)によって行われる抽象的な違憲審査。憲法が下位法によって侵害されるのを防ぐ客観的な憲法保障制度であり,違憲と決定されたときは法令廃止の効果を生ずる。ドイツ,オーストリアなどはこの制度を採用している。日本,米国などの違憲立法審査権は具体的な訴訟事件を前提とする点で,固有の意味の憲法裁判権とは異なるとされる(反対の見解もある)。なお,フランス・イタリアは,それぞれ独自の憲法保障制度を有する。
→関連項目憲法

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

東日本大震災を受け2011年6月に成立した津波対策推進法で、故事「稲むらの火」にちなみ、11月5日と定めた。江戸時代の1854年11月5日(旧暦)、安政南海地震で大津波が発生。現在の和歌山県広川町で...

津波防災の日の用語解説を読む