精選版 日本国語大辞典 「懐裏」の意味・読み・例文・類語 かい‐りクヮイ‥【懐裏・懐裡】 〘 名詞 〙① ふところ。懐中。[初出の実例]「楮幣は蔵貯に便にして千万の多きも懐裏に収む可く」(出典:匏菴十種(1869)〈栗本鋤雲〉暁窓追録)② 心の中。胸のうち。胸裡。[初出の実例]「人心の内部を察すれば、野蛮醜気懐裏に充溢せり」(出典:開化本論(1879)〈吉岡徳明〉下)[その他の文献]〔桃花扇‐眠香〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例