懸け小鯛(読み)かけこだい

精選版 日本国語大辞典 「懸け小鯛」の意味・読み・例文・類語

かけ‐こだい‥こだひ【掛小鯛・懸小鯛】

  1. 〘 名詞 〙 正月用の掛け鯛。正月用には小鯛を用いるところからいう。
    1. [初出の実例]「商人のならひにて、正月は蔵の口に必ず鯛を懸くる例あり。これをなん伝へてかけこだひといふ」(出典:咄本・醒睡笑(1628)八)

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