懸疣(読み)けんゆう

精選版 日本国語大辞典 「懸疣」の意味・読み・例文・類語

けん‐ゆう‥イウ【懸疣・県疣】

  1. 〘 名詞 〙
  2. いぼ。
    1. [初出の実例]「辛酸度日吾何悔、附贅懸疣皆是天」(出典:艸山集(1674)一七・患癤)
    2. [その他の文献]〔荘子‐大宗師〕
  3. 無用のもの。贅物(ぜいぶつ)蛇足(だそく)
    1. [初出の実例]「行蔵憐短髪、去住信懸疣」(出典:周南先生文集(1760)二・夜雨)

さがり‐ふすべ【懸疣】

  1. 〘 名詞 〙 たれ下がった疣(いぼ)や瘤(こぶ)。〔十巻本和名抄(934頃)〕

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普及版 字通 「懸疣」の読み・字形・画数・意味

【懸疣】けんゆう

いぼ。

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