成可丈(読み)なるべくたけ

精選版 日本国語大辞典 「成可丈」の意味・読み・例文・類語

なるべく‐たけ【成可丈】

  1. 〘 副詞 〙 ( 「なるべくだけ」とも ) =なるたけ(成丈)
    1. [初出の実例]「されば娼妓(うかれめ)は成(ナル)べくだけ、手練手管を是研(みが)きて」(出典当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉七)

なるべき‐だけ【成可丈】

  1. 〘 副詞 〙なるたけ(成丈)
    1. [初出の実例]「若左様の事なくんば成(ナル)べきたけは物の命は救べき事なり」(出典:心学五則(1813)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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