成松保(読み)なりまつほ

日本歴史地名大系 「成松保」の解説

成松保
なりまつほ

加古川と葛野(かどの)川が合流する辺りに所在したと考えられる保。現成松を遺称地とする。嘉元四年(一三〇六)三月二八日の覚山志道寺領寄進状(円覚寺文書。以下断らない限り同文書)に「丹波国なり松の保ハ、しやうそくあんえまいらせ候」とあり、北条時宗後室が鎌倉建長寺正続(しようぞく)庵に寄進した。徳治二年(一三〇七)一二月一一日には北条貞時書状によって安堵され、同庵領として確立した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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