成田空港(読み)ナリタクウコウ

共同通信ニュース用語解説 「成田空港」の解説

成田空港

激しい建設反対運動の中、1978年に「新東京国際空港」としてA滑走路1本で開港し、2本目のB滑走路は2002年に運用が始まった。運営していた公団が04年に民営化し、名称も「成田国際空港」となった。23年11月時点で就航先は海外99都市、国内16都市。同年の旅客数は3270万人だった。滑走路新設・延伸の総事業費は約5千億円。

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世界大百科事典(旧版)内の成田空港の言及

【空港】より


[空港の管理・運営]
 ロシア以外の先進国では国が管理・運営する空港はきわめて少なく,大部分は自治体ないし公社・公団がそれに当たっている。日本ではかつてはすべて運輸省・自治体の管理であったが,成田空港で公団方式が,また関西新空港では株式会社方式がそれぞれはじめて採用された。
[空港計画]
 現代では空港は交通・物流体系のみならず,一国の政治,外交,産業,経済から学術,文化,スポーツに至るまで広い範囲にわたって濃密な関連をもつ。…

【新東京国際空港】より

…通称成田空港。千葉県成田市三里塚地区にある第1種空港で,新東京国際空港公団が管理・運営にあたっており,主として国際線のために使用されている。…

※「成田空港」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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