我か人か(読み)ワレカヒトカ

デジタル大辞泉 「我か人か」の意味・読み・例文・類語

われひと

自分なのか他人なのか判然としないさま。自分を失っているさま。
「あまびこのおとづれじとぞ今は思ふ―と身をたどる世に」〈古今・雑下〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「我か人か」の意味・読み・例文・類語

われ【我】 か 人(ひと)

  1. 自分なのか他人なのか判然としない状態。茫然として自分を失っているさま。恍惚(こうこつ)としているさま。われか。
    1. [初出の実例]「あまびこのおとづれじとぞ今は思ふ我か人かと身をたどる世に〈小野春風〉」(出典:古今和歌集(905‐914)雑下・九六三)
    2. 「われか人かにてうち臥したるさままてあたりのいみじうあてにあはれげなるに」(出典:浜松中納言物語(11C中)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む