我法(読み)がほう

精選版 日本国語大辞典 「我法」の意味・読み・例文・類語

が‐ほう‥ホフ【我法】

  1. 〘 名詞 〙 仏語衆生にある妄執された永遠不変の実我である我と、存在するものにある妄執された実体である法。人我と法我。
    1. [初出の実例]「我法を空するを覚者と称し我法に著するを愚夫と名く」(出典:愚迷発心集(1213頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む