戒相(読み)かいそう

精選版 日本国語大辞典 「戒相」の意味・読み・例文・類語

かい‐そう‥サウ【戒相】

  1. 〘 名詞 〙 仏語
  2. 戒について、これを四つに分けて説く、その一つ。戒を守る行為が具体的な姿において行なわれる有様五戒ないし二百五十戒のこと。
    1. [初出の実例]「戒壇走り廻りて、大小の戒相(カイサウ)もみず、犯制のをきてをも弁へずして」(出典:米沢本沙石集(1283)三)
    2. [その他の文献]〔行事鈔‐上一〕
  3. 戒の犯、不犯、または犯した戒の軽重などの相違差別。〔摩訶僧祇律‐四〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む