戚々(読み)せきせき

精選版 日本国語大辞典 「戚々」の意味・読み・例文・類語

せき‐せき【戚戚・慼慼】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙
  2. 心配し、悲しむさま。うれえてこせこせする様子。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「窮して戚々たらず、天命を楽む」(出典:金色夜叉(1897‐98)〈尾崎紅葉〉続)
    2. [その他の文献]〔論語‐述而〕
  3. したしくするさま。〔広益熟字典(1874)〕 〔詩経大雅・行葦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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