戚然(読み)せきぜん

精選版 日本国語大辞典 「戚然」の意味・読み・例文・類語

せき‐ぜん【戚然】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 つらくかなしいさま。また、悲しくて胸のいたむさま。
    1. [初出の実例]「聞之戚然語白石曰、予負笈遠遊、若干年于茲」(出典先哲叢談(1816)五)
    2. [その他の文献]〔列子‐説符〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「戚然」の読み・字形・画数・意味

【戚然】せきぜん

憂え悲しむさま。〔列子、説符〕楊子の鄰人、羊を(うしな)ふ。~楊子戚然として容(かたち)を變へ、言はずして時を移し、笑はざること日(きやうじつ)。

字通「戚」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android